リモートもくもく会をやってみたらめっちゃ良かった
こんにちは、雑魚エンジニアのtoshiです。
もともとRPGツクールなんかを使ってちまちまとゲーム作りに励み、リアル友人たちにやってもらって喜んでいたのですが、どうせなら公開できるものを、と取り組み始めました。
ひとまず、評判のいい入門書として以下を購入、一通り実装してみました。
なにこれめっちゃ楽しい。NejikoRun超楽しい。
colliderなどの基礎をしっかり押さえた上でサンプルゲーム実装ができ、楽しく学べる良書でした。
さて、一通りサンプルアプリを作り終わったところで考えるのは、もちろんオリジナルゲーム!
……しかし、大きな壁が立ちはだかるのだった……!
やる気が出ない
設定を考え、ゲーム性を考え、さあ作るぞ!というとこまではいくのですが、いかんせんやる気が出ない。
のそのそと重い腰を上げ、コーディングを始めるのですが、クラスをひとつ作ったくらいで謎の達成感を覚え、気が付けばベッドで寝転びマンガを読んでいる。
いかん!これはいかん!いつまでたっても完成しない!!
そこで、開発をブーストするため、もくもく会というものを利用することにしました。
もくもく会とは?
もくもく会とは、共通の興味を持った人間がカフェやコラボレーティブスペースなどのひとつの場所に集まり、もくもくと作業をするという謎の会です。
決して、喫煙家が集まる不健康な会ではありません。
もくもく会のメリットとしては、
- 人の目があるのでサボらない
- 同じ興味の人が集まっているので分からないところがあったら質問できる
- 成果発表を行うことで、目標感がある
などがあります。
とにかくサボってしまう私にとってはピッタリの会! ということで早速、Unity関連のもくもく会に参加してきました!
もくもく会参加の結果
結論から申し上げると、かなり作業は進みました。
なにせサボれるベッドもないし、ちゃんと作業しないと「なんだあいつ」という冷たい視線が飛んでくる(という妄想)ので、サボることなく作業時間いっぱい開発ができました!
ただ。。。結構お金がかかる。
参加費自体は1000円程度で安かったのですが、東京までの交通費が結構かかる+外食で結構いいもの食べてしまう で、結果として6000円くらい吹っ飛んでいきました。
集中力は金で買えとも言うし、進み具合から言って損した気はしないのですが・・・頻繁に利用するにはちとお金が掛かりすぎる。
食費抑えろ?尤もな指摘ですが、難しい 笑
一日にかけたお金のうち、交通費が占める割合が高くなると、何か悔しくなっちゃうんですよね~ なので、せっかくだからといいものを食べ、結果お金がすっとんでいく・・・
そこで、何とかお金をかけずに開発をブーストできないかと考え、リモートもくもく会なるものを開催することにしました。
リモートもくもく会とは
もくもく会では物理的にひとつの場所に集まりますが、リモートもくもく会は音声通話やチャットアプリなどで、仮想的に集まります。
そのため、全員が自宅などで参加でき、交通費も移動時間もかけずに作業が開始できるというわけです。
取り合えずお試しということで、知り合いを4人ほど集め、Slack上で開催してみることにしました。
流れは以下のような感じです。
- 9:00 Slackにログイン。各自作業内容を宣言する。
- 9:00~12:30 各自作業。
- 12:30~13:00 各自休憩。お昼ごはんの内容と進捗状況を共有。
- 13:00~17:30 各自作業。
- 17:30~18:00 成果報告
仕事かっ!と突っ込みたくなるほどのガチ構成です(事前に参加者にアンケートとったらこのプランが一番人気だったんです・・・)笑
集中力が持つか心配でしたが、取り合えずものは試しということでこのプランでやってみることにしました。
その結果は・・・
めっちゃ良かった
すごい。すごい良かった。
まず「めんどくせ~」とかならずに、強制的に朝9時から作業が始められる。一番の壁である「やり始め」が超スムーズ。
さらに、報告会で報告する内容なくなったら困る、と思い、サボることもない。他の人にいい面するために必死こいてやる。
結果、めちゃくちゃ作業が進む!!しかも、無料!やばい!移動時間もなし!!何か無駄に豪勢な食事することもない!ステーキとか食べない!!
最高かよ・・・
ただし、いくつかリモートならではの問題点などもありました。
成果報告がちょっとグダグダ
成果報告もSlack上でチャットベースでやったのですが、成果報告のテンポが悪かったり、突然の来客でAFKしてなかなか戻ってこなかったりしました。
テンポに関しては、誰かが入力する → 待ってる間作業する → 作業しすぎて入力完了に気づくのが遅れる の連鎖で、かなりのグダグダ感。
チャットベースでリアルタイムで行うのは無謀でしたね・・・
あらかじめ入力して、各自読んでね!というスタイルにするか、成果報告だけでもSkype等で音声つなぐのが良さそうですね。
AFKに関しては、簡易でもいいので何か連絡してね、と取り決めるか、、、やっぱり音声つなぐのがいいですね。
個人的に作業中は音声つなぐ必要はないと思っているので、成果報告時のみ通話にするのが一番スマートにできる気がします。
作業内容が少し限定される節がある
今回、私はUnityのアプリ開発でしたが、他の方々は新しい分野を勉強をしている人もいました。
しかし、新規分野の勉強だと、「勉強しました!」くらいしかいうことがなく、成果報告時に報告する内容がほぼない、という状況に陥るようです。
デモシステムの構築くらいまで進めると成果として分かりやすいのですが、前準備なしに取り組むと基礎的な理論の理解だけで一日が終わってしまいます。
なので、成果報告でちゃんとモノを報告したい!となった場合には、新規分野をイチから学ぶのは少し厳しそうです。
あらかじめ基礎は理解して、実装部分をやる、等の工夫が必要そうです。
まあ、もくもく会なので、そこまで成果にこだわる必要はないとは思いますが・・・
まとめ
リモートもくもく会めっちゃ良い
この一言に限る。
ただし、成果報告は音声でやるのがオススメ。
あと新規分野やるときはある程度予習しとくのがオススメ。
以上!
とりあえずとてもとても素晴らしいので、
みなさんリモートもくもく会積極的にやりましょう
おまけ
リモートもくもく会で作ってたアプリを少し紹介します。
タイトル:Xmas Crusher ~リア充どものクリスマスを台無しにせよ!~
設定:寂しいクリボッチを味わう主人公。ついに我慢の限界を突破し、クリスマスを充実するリア充どもを殲滅するため、孤独な戦いに挑む!
季節向けですが、完全なネタゲーです 笑
クリスマスまでに公開する予定なので、お楽しみに!